災害時炊き出し訓練を実施しました

2017年3月26日、愛媛県武道館前にて災害時炊き出し訓練を実施致しました。
会長挨拶
緊急災害時を想定し、自衛隊松山駐屯地の全面協力により「炊き出し体験」をしていただきます。すぐにでも起きてしまうかもしれない南海トラフ大地震が襲って来た場合、すべての方が、すぐさま行政等の援助を受けられるわけではありません。おそらく松山より想定外の被害を受けるところは山ほど出てくると思います。限られた数の行政、自衛隊の方はまず被害の大きいところへ行かざるをえません。
その時、私たち松山市民が考えなければならないこと、それは公的機関の指示待ちではなく、いざという時に被害を最小限に抑えるるため、住民が自ら考え決断、行動する力を養うことが大切です。いわゆる「自助・共助」です。今回はその意識、考え方を参加の皆さんで見つめなおして共有していただくために企画させていただきました。
したがって参加の皆さん、特に子どもたちにはゴメンナサイ、今日はいつものハンバーガーではありません。ご飯とみそ汁を皆さんで一緒に作って一緒に分け合って一緒に食べてもらおうと思います。災害が起きたときには電気も水道もガスも何もありません。何もない環境の中で、一人一人が何をすべきかを考えて下さい。相談して下さい。
最後に、本日のこの事業を開催するにあたりご協力いただいた自衛隊を始め各団体の皆様に心から感謝を申し上げ、そして本日の体験を通じて感じていただいたことを家族の中で、地域の中で、職場の中で、友人の中で、あらゆる場所で話題にしていただき、過去の悲惨な災害で学んだことを決して風化させることなく伝え続けていただくことをお願い申し上げ開会のご挨拶とさせて頂きます。
松山白鷺ライオンズクラブ会長 梅林哲次
炊き出し風景


ビーバー!!(ビーバー)ビバ ビバ(みんなで)ビーバー!!
(ボーイスカウトの掛け声)
ごちそうさまでした
